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他人事ではない【特養 入所の裏ワザ】(2) [介護 特養 入所 裏技]

【介護と仕事の両立頑張れば得】

特養への入所の可否は、特養の職員や民生委員、自治体職員などで構成する「判定委員会」で判断されます。

 判定委員会がいつも迷うのはベッドが1つ空いたとき同じ要介護度5の人が2人いたら、どちらを入れるかです。

 選ばれるのは「家族介護力に欠ける」の人のほうです。1人暮らしや家族がいても病気がちなどの事情がある場合、優先順位が高くなります。

 最近は、親や配偶者の介護のために会社を辞める人が増えていますが、会社を辞めてしまえば「家族が家にいるので介護力がある」とみなされるので、ポイントは低くなります。むしろ働きながら頑張っているほうが、入所の確率は高くなる傾向にあるのです。将来的に特養に入所してもらいたい気持ちがあるのなら、介護と仕事の両立を頑張った方が得です。

 入所したい施設や自治体にこまめに足を運び、家族の事情をアピールしましょう。

 また、同時に要介護者の症状もアピールしておくと良いと思います。夜中、認知症の徘徊(はいかい)がひどくて、家族も眠れないなどの事情があるときには、優先順位が高くなる傾向にあります。ただし、施設によっては介護が困難だったり、医療ニーズが高い人の入所を拒む場合もあることは覚えておきましょう。

 (談・特養ホームを良くする市民の会理事長 本間郁子 http://www32.ocn.ne.jp/~tokuyou/)産経ニュースより

入居待ち【特養 入所の裏ワザ】(1) [介護 特養 入所 裏技]

“要介護度の悪化を伝える”

 私は約10年前、「特養ホームを良くする市民の会」を立ち上げ、特養に関するさまざまな相談にのってきました。特養の待機者問題は、特に東京や大阪などの大都市圏で深刻です。申し込んでも入所は数年待ちといわれ、宝くじに当たるようなものです。しかし、入所希望者の行動次第で少し入所に近づくことがありますので、そのコツをお伝えします。

 特養は高齢者の住まいですから、入所者は亡くなるなどで、退去されます。特に、最近は入所者が重度化し、かつてよりは入所の順番待ちが早くなったといわれています。

 介護保険法では、特養に要介護度1から申し込めることになっています。かつては申し込み順で入れましたが、今は厚生労働省の入所指針に基づき、要介護度が重い順に入ります。

 そこで質問です。要介護度が悪化した場合、入所を申し込んだ施設や自治体に、そのことをきちんと伝えましたか? 中には施設や自治体に申し込んで以来、そのまま、という方がいらっしゃいます。要介護度の悪化をきちんと伝えると、数年前に入所順位が200位だった人も、ポンと10位くらいに上がることがあります。

 基本的なことですが、案外、チェックしていない人が多いようです。

 (談・特養ホームを良くする市民の会理事長 本間郁子 http://www32.ocn.ne.jp/~tokuyou/)産経ニュースより
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